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2019.01.25

「やりたいこと」と「できること」からの起業テーマの発見

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起業したいという意欲や決意があっても、具体的に何をしたらよいのか自分でもわからないということがよくあります。起業家へのあこがれだけの場合もあるかもしれませんし、起業という生き方だけが固まっている段階かもしれません。
それでは、今回は自分が何をしたらよいのかの起業テーマの発見の方法について考えてみましょう。

起業の5W2H

一般的な物事の構成要素に5W1Hというものがあります。
「WHEN、WHERE、WHO、WHAT、WHY、HOW」の、「いつ、どこで、誰が、何を、どのように」したのかということです。これにビジネスの場合は、HOW MUCH(いくら)を加えて構成要素を考えます。

WHOは、自分もしくは自分とパートナー、自分とグループなどです。WHERE、WHENは計画が具体化してくれば自動的にある程度決まってきます。HOWはやがて具体化してくるでしょうし、HOW MUCHについては資金の枠組みは当初からある程度設定された予算があるでしょう。WHATは起業の目的そのものです。WHYは起業動機が明確な場合は起業目的を決める要因になります。WHATとWHYを一体として考える場合も多くあります。
その中でも最重要課題はWHATです。

起業テーマ(WHAT)がわからない

若年層の人では起業願望が強くトレンドに敏感ですが、他の人と差別化できる決め手となる商品やサービスがなく実際の起業テーマが絞り切れない場合があります。「やりたいこと」はいろいろあるが自分ではできないことがあるからです。
決め手となる自分の武器がない状況から起業テーマが絞り込めないのです。キャリアのあるサラリーマンでも、起業に直結するビジネスシーズを持っていない場合がほとんどです。特に大企業だと仕事が細分化されていて小資本での起業とはかけ離れた仕事が中心です。

Kさん(60代男性)は大手造船企業を60歳定年で退職し、退職金を原資に起業したいと思ってきました。趣味の発明で事業化できないかと思っていましたが、日用品雑貨の商品で実用新案はとりましたが、専門団体などに相談に行っても評価はもらえず、商品化の営業も企業の反応はありませんでした。
挫折したKさんは別の起業テーマを考えなければなりませんでした。しかし、自分が何をしたいのか考えても思いつかず、山に一人で登ったり座禅をしたりしてみましたが、さっぱり考えはまとまりませんでした。というようなお話もあります。

「やりたいこと」と「できること」のマッチング作業

「やりたいこと」だけでは考えがまとまらなければ、「できること」から考えるのが現実性を高めます。
前のKさんはサラリーマンとしてのキャリアが人事部の仕事でしたので、そこでの経験に基づいた分野に発想が戻りました。人事部時代に経験のあった教育研修事業です。今まで専門団体に外注してきた分野です。
逆の立場にはなりますが内容や段取りはわかっています。具体化は早く進みました。振り返ってみれば優先順位は下がりますが、やりたい分野ではありました。

キャリアのある人は一般的には「できること」を軸に起業テーマを絞り込みますが、先述した通りサラリーマンの場合は、業務での仕事が起業に直結しない場合が多いのです。社内だけでなく周囲との人脈・ネットワークが作れる部署での経験は起業には有利になります。ノウハウのわかっている同業での起業などが多くあるケースです。ただしこの場合は、今まで勤めていた企業から自社の営業にマイナスと思われ、攻撃を受ける場合もあるので慎重な進め方が必要です。

起業テーマの発見は「やりたいこと」と「できること」のマッチング作業で絞り込みます。起業動機が強い場合は「できること」を計画的に身につけていく戦略になるでしょう。決め手となる要素を1つ見つけてください。どうしてもやりたいこと、自分の特技などできること、総合的に自分の強みは何なのかなどから発見することが大切です。切り口が1つ見つかればイメージが具体化してきます。

 

<参考リンク>
TP Interview 005:株式会社家’s 代表取締役社長 伊藤昌徳(前編)~脱サラ後、手探りで地方起業に走り出し、地方創生のビジネスモデルを確立した経緯に迫る~

趣味を活かして、起業したらうまくいく!フリーランスになるには?

起業はあなたの決意次第!一歩踏み出すためのマインドを解説

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