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2018.10.01

PDCAサイクルはもう古い?これからは「DCAPサイクル」~前編~

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さまざまなフレームワークがある中で、もっとも多くのビジネスマンが知り、実践しているのが「PDCAサイクル」です。
このPDCAサイクルを意識して活動をしないと、PDのみ、つまり計画と実行のみの活動となってしまい、ビジネスの成長を目指し、次のステージへ進むことは困難でしょう。
つまり、経営者、マネージャーから担当者まですべての人が共通して意識しなければならない重要なフレームワークなのです。

このPDCAサイクルは、アメリカのウィリアム・エドワード・デミング博士が、戦後1947年の国勢調査準備のためにGHQによって日本に派遣され、品質における講義を開催した際に提唱され、日本に広まりはじめたと言われています。(出典:Wikipedia )
PDCAサイクルは、それから既に70年以上が過ぎており、ついに日本でも「PDCAサイクルを回すビジネスの仕方はもう古い」と言われ始めるようになりました。

しかし、PDCA サイクルを回すことが大切であると先人達より受け継がれ、それを守るビジネスマンたちにとっては受け入れ難い現実です。またPDCAを回すだけでも困難である中、新しい手法と言われても実現できるかと不安や抵抗があるのではないでしょうか。

今回は、なぜ、PDCAが古いと言われるのか、新しい手法である「DCAPサイクル」について、前編と後編に分けてご紹介していきたいと思います。

 

目次

1 PDCAとは?

2 なぜ、PDCAサイクルはもう古いのか?

3 PDCAサイクルに代わる、DCAPサイクルとは?

4 DCAPサイクルの回し方

1.PDCAとは?

まず、PDCAサイクルの基本を整理しましょう。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことで、業務を改善していく手法です。

企業組織として目指すべき目標を定め、それを実現するために必要な施策や活動を洗い出し、それぞれにKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定しPlan(計画)を立てます。
その計画に従ってDo(実行)し、その効果はどうだったのか、つまりKPIを達成したか、またできなかった場合には何が要因なのかをCheck(評価)し、KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)を達成するために必要な改善策を検討し、計画を軌道修正します(Action)。

このPDCAをサイクルとして繰り返すのが、これまで基本とされてきたビジネスの進め方です。
上記のPDCAを見ると、ビジネスの基本であり、正しく、また古くなるものではないと感じる方も多いでしょう。

2.なぜ、PDCAサイクルはもう古いのか?

その最大の要因は「スピード」です。
IT技術の進歩がめまぐるしい昨今では、多くの企業がさまざまなITツール・サービスを駆使し、これまででは考えられない量の業務を短時間で処理できる時代となりました。

例えば、CRM/SFA(顧客管理/営業支援)ツールを使用すると、Webサイトに掲載したWebフォームからお問い合わせがされると、データベースに登録され、興味のあるサービス・製品、企業規模など入力されたデータを元に、ロジック(定義)に従ってセグメント(分類)され、適切な営業担当者に割り当てられるという一連の営業プロセスが自動的に一瞬で処理されます。

そうして営業フォローを繰り返し、商談・受注の履歴を残していくとデータが整理されるだけでなく、販路別の受注率や担当者別の売り上げ傾向グラフなどがこれまた一瞬で作成できるようになります。
他にも多くの、70年前では想像もできなかったような業務がシステムにより一瞬で処理されていく時代となりました。

このように目まぐるしく進む時代では、競合争いも激化しており、とにかく「スピーディーさ」とそれを実現する「業務の効率化」が求められます。
顧客へのアプローチが一日遅れると、競合他社に先を奪われ受注率が半減すると言われる時代です。

そんな中で「PDCAサイクルが古い」と言われるのは、それが効率的ではないからです。
有限の時間の中、膨大な量の業務を、IT技術を駆使しながら処理することを強いられている中で、日々の業務を行いながら活動のPDCAサイクルを回していくことは現実的でしょうか。
もしPDCAサイクルを十分に進められているのであれば、それはよほどIT技術を駆使できているのか、またはスローな企業なのかもしれません。

以上が、PDCAサイクルについての前編でした。
後編では「DCAPサイクル」についてご紹介します。

<参考リンク>
PDCAサイクルはもう古い?これからは「DCAPサイクル」~後編~

あなたは起業でこんな8つの間違いをしてませんか?~前編~2

2種類の顧客

あなたのKPI指標は大丈夫?網羅性のあるKPIの正しい設定方法20

ガントチャートとは?概要から作成、運用管理まで徹底解説

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