起業して成功する人と失敗してしまう人の違い。
それはアイデアの差や、そのビジネスの市場規模などにも大きく関わってきますが、上手くいくかどうかを決める重要な要素の一つとしてマインド、つまり考え方の差があります。
成功する人というのは成功するに相応しいマインド、正しい考え方をしています。
今回はそんな起業家に必要な4つのマインドについてご紹介します。
①日々成長することを重視する
どんなビジネスをするにしてもいきなり成功を求め過ぎるのではなく、まずは日々少しづつでも成長していく事が大切です。
起業してすぐの人が犯しがちなよくある失敗として、直ぐに成功を求め過ぎるあまりに焦っていきなりハードルの高いことに挑戦したり、今の段階ではまだ必要の無いような余分な物にコストをかけ過ぎてしまったりという事があります。
成功者ほど成功するためにはある程度の時間が必要だということをちゃんと認識しているので、まずは地道に小さな成果を詰み上げていき、日々成長していくことを目的にしています。
起業だけに限った話ではありませんが、昨日よりも今日、今日よりも明日という風に少しづつでも成長していくことがやがて大きな成果に繋がります。
②失敗を前提に挑戦する
ビジネスをしていく上で失敗はつきものです。世の中の起業家の中には沢山の失敗を経験している人もいます。それでもなお、諦めずに挑み続けた人が成功を手にしているのです。
初めは誰でも上手くはいきません。特に起業となると大抵の人が今まで経験したことが無い新しいことに挑戦する訳なので当然失敗もします。
失敗を前提として考えておく事で新たな事にも恐れずに挑戦する事ができ、少々のミスを犯してしまった時でも直ぐに切り替えて立ち直る事が出来るのです。
失敗の数だけ成功に近づけるという風に捉えられるかが重要です。
③経験から学んで成長する
良い経験や悪い経験。どんな経験からも常にそこから何かを学びとろうとする姿勢を忘れてはいけません。
同じ経験をしてもそこからどのような事を学ぶかは人によって様々です。
悪い経験や嫌な経験をしてしまった時に大切なのはその後の行動です。その経験から如何に学び、改善してこれからに活かせるかどうか。
人は成功体験などの良い経験からよりも失敗した経験からの方が多くの事を学べます。
失敗自体は悪いことではありません。失敗をすることで今の自分に足りないものや必要なものを知る事ができ、自ずとこれからすべき自分の行動が明確になります。
どんな経験からでもそこから学び、反省と改善を繰り返していく事が成長に繋がります。
④自分なら出来ると信じる
そして、最後に最も重要なのが自分なら出来ると信じる事です。
時にはなかなか成長を感じられない時期が続いたり、大きな失敗をしてしまう時も当然あります。気が遠くなるほど長い道のりに感じてしまい諦めそうになってしまったり。
そんな時でも上手くモチベーションを維持して、諦めずに努力する事が出来るかというメンタルが起業家には必要です。
自分なら出来る、必ずやり遂げてみせるという強い意志を持っている人は、少々の荒波が来たとしても負けません。
自分のスキルや能力に対する自信と、取り組んでいる事業が上手くいく、成長していくという根拠に基づいた自信の二つがとても重要です。
まとめ
起業家というのはその事業に合わせてマーケティングスキルやマネジメントスキルなど様々なスキルが求められます。
自分にどのようなスキルが必要なのかを自らで選択していく事も勿論大切ですが、成功するに相応しいマインド、考え方を身に付けておくことこそ起業家が持つべき必須のスキルとも言えます。
<参考リンク>
・TP Interview 002:日替わりBar Tonzura オーナー 櫻井謙充(前編)