成功している起業家には、読書家が多いということをご存知でしょうか。マークザッカーバーグやビルゲイツなど、世界的な起業家も熱心な読書家であったことで知られています。これは読書が自分を高める最良なツールの一つであるという証拠でもあります。
そこで今回はこれから起業しようとしている方や自分のビジネスを起業した方が読むべき本の作者3選をご紹介していきます。今まで読書の習慣がなかった方やこれからどんな本を読もうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
起業家にオススメの3人の作者船井幸雄
- 船井幸雄
- 本田健
- 野村克也
全くジャンルの違う業界からそれぞれ3人を選出しました。どの人物も、組織のトップを極めた方や起業に必要な生きる力を得るためのヒントになる書籍を出版している素晴らしい作者です。それぞれの作者が出している本の特徴や、どんなことが得られるのかご紹介していきます。
1.船井幸雄
日本を代表する起業家の一人で、コンサルタント会社である船井総合研究所のファウンダーでもあります。一代で莫大な規模の会社を築き上げた起業家であり日本でもトップのコンサルタントと言える人物です。船井幸雄が提唱する戦略として「地域一番店戦略」がとても有名です。船井幸雄のコンサルタントを受けてから、売上が50倍、100倍になったという経営者も多数存在しています。
著者船井幸雄の書籍から得られることは主に、起業家として成功するための心構えやどんな業態の起業にも当てはまる成功の原理原則です。成功の三原則である「素直、勉強好き、プラス発想」は多くの起業家に影響を与え、多数の成功者を導く礎となる考え方でもあります。今はすでに亡くなっている人物でもありますが、いつの時代でも使える成功法を学ぶことが出来ます。
2.本田健
主な肩書は作家でありお金に関する知識や考え方やライフワークなど理想の暮らしについて考えるきっかけとなる書籍を多数出版しています。今の働き方が自分の理想とする働き方なのかを考えるきっかけやお金との付き合い方を学べるような内容です。
今の働き方やライフスタイルが自分の理想ではないと感じている場合、そもそも自分の理想が明確にわかっていない場合には追求の仕方なども学ぶことができます。運を引き寄せるための思考法についてなど、メンタル面でも起業家にとってヒントになるような書籍もあります。
3.野村克也
元プロ野球選手であり、プロ球団の監督としても有名です。選手としても監督としても成功を収めており野球に関する書籍だけでなく、組織のリーダーとしてあるべき姿を学べる書籍も多く出版されています。起業家は、個人でビジネスを立ち上げていたとしても組織として考えればトップの存在です。
リーダーとしてどのような資質が必要であるか、部下や共に仕事をする仲間がいる場合はどのようにモチベーションをコントロールしてマネジメントしていくのか、そういった手腕についてのヒントを得ることが出来ます。実際に監督としても南海ホークスやヤクルトスワローズを優勝に導いた実績もあるので、どんな現場でもすぐに取り入れることができるような実践的なリーダー論を学ぶことも出来ます。
まとめ
起業家として読書量を増やすことは先人の成功や失敗から多くの事を学べる素晴らしい習慣です。長い年月をかけて構築された理論や成果に裏付けられた成功法を学ぶには、読書が最も手っ取り早く確実な方法です。起業家としての在り方や考え方も広がりますし、壁にぶつかったときも様々なアイディアが浮かぶきっかけにもなるのでぜひ、読書の習慣をつけて自分を磨いていってくださいね。
<参考リンク>
・TP Interview 006:SecreT ART タルトアーティスト 山崎照氏(前編)~一歩レールを踏み外せば、今までにない景色が見えてくる。~