ハロー効果を使って誰でも成功する方法

ビジネスでも使える有効な心理学として、ハロー効果があります。ハロー効果は工夫すれば誰でも駆使することができ、新しいビジネスや事業拡大の際に成功を引き寄せるとても有用な心理効果です。そこで今回は、自分の潜在能力を最大限まで引き出してくれるハロー効果を使ってビジネスで成功する方法についてご紹介していきます。

 

ハロー効果とは

ハロー効果はいわゆる認知バイアスの一つで、心理学でよく使われます。ある人物の評価をするときに、一つの優れた実績に引っ張られて他のすべての要素も優秀に見えてしまう現象のことを言います。わかりやすいところで言えば、イケメンや美女なら仕事もよくできると思われて勝手に信頼感も上がり、就職面接でも受かりやすいということです。他には、一つ大ヒット映画を製作した監督が、次に公開する映画も無条件で面白いと判断されるような現象もあります。ポジティブな面ばかりでなく、一つの欠点があると他の全ての要素も悪いと判断されてしまうようなこともあるのが特徴です。

 

ビジネスでハロー効果を意図的に使うべき

ビジネスの場面においては、ハロー効果を意図的に活用することによって次から次へとビジネス展開を成功させることが出来るようになります。何か一つヒット商品や人気サービスなど、大きな実績を残せばそれを活用してさらなるマネタイズへと移行することができるのです。例えば、アフィリエイトで月に30万円の収入を得ることができたら、その実績を元にアフィリエイト初心者を対象にした講座を商品化して販売します。このように、ハロー効果を使えば全く異なるマネタイズ方法で収益を得ることが出来るのです。

 

最初の実績をどう作るか

ハロー効果を使うには、最初の実績作りをどのように行うかが問題になります。最初の足掛かりになる実績や権威性さえ得られてしまえば、あとはそれを利用してビジネス展開していくだけです。ハロー効果として活用する最初の実績作りの例をご紹介していきます。

 

資格や認定を活用する

国家資格や認定資格があれば、それを活用するのが一番手っ取り早いです。あなたがどんなに栄養に詳しい人間でも、管理栄養士の資格やフードマイスターなどの資格を持っている人と比べられたら、おそらく説得力が劣ってしまいます。それがどんなに正しい情報で有益だったとしても、どんな人間が発信しているのかによって情報の価値が判断されてしまうのです。あなたに何か資格があるのなら、それを積極的に活用していきましょう。

 

過去の経験や肩書を活用する

以前に大企業に勤めていた経験がある方や、店長、院長など組織のトップである役職についていた経験または肩書を利用するのもハロー効果として有効です。例えばSEO対策について語るなら、副業でアフィリエイトに取り組んでいるフリーライターよりも、アフィリエイト経験が無くても以前Googleに勤めていた経験があるという人間の話の方が話題性もあります。今現在何か肩書がある方や、過去の活かせそうな経験があるならぜひ活用してください。

 

小さな実績を作ってしまう

ハロー効果を使うにあたって、プロジェクトで1億円の売り上げを出した実績があるとか、会社の業績を3カ月で赤字から黒字に転嫁させたという実績があれば、申し分ありません。しかし、多くの人はそのような大きな実績があるわけではないでしょう。そこで、地元の新聞に取り上げられたとか、電子書籍を出版したとか、ECサイトの超ニッチな部門で1位になったとか、小さな実績をすぐに作ってしまうのです。それを足掛かりに、少しずつ大きな実績へとつなげていけばいいのです。

 

まとめ

ハロー効果はどんな分野でも使えるテクニックです。一つ大きな実績を掴んでしまえば、その後はもっとビジネスでも成功しやすくなるので、小さな実績からコツコツ積み上げていってくださいね。

 

<参考リンク>

マズローの5段階欲求説とビジネスチャンス

起業にスキルは必要?理解してから起業をすることが重要!

TP Interview 007:TRICHROMATIC COFFEE 石原剛氏(前編)