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2018.05.23

楽々ガントチャート作成・プロジェクト進行管理ツール最強まとめ8選

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前回の「ガントチャートの概要から作成、運用管理まで徹底解説」では、ガントチャートの基本的な概要や作り方、運用のポイントについてご紹介してきましたが、今回は手間のかかるガントチャートの作成をツールで簡単にし、さらに運用も管理できる便利なツールについてご紹介していきたいと思います。

ガントチャートの作成についてはさまざまな企業が実施しており、ニーズも高いことからさまざまなツールが提供されています。

そのツールの種類もさまざまあり、システムとしてインストールするものやブラウザ上で動作するクラウドサービスに大別されます。

システムとしてインストールするものの代表としては前回の記事でご紹介した「Redmine」があげられるでしょう。

しかし、こうしたタイプの場合、便利な反面システム開発などの専門的な知識が必要となります。

そこで今回は、ガントチャート作成・プロジェクト進行管理ツールの中でもクラウドサービスとダウンロードタイプのサービスに分けてご紹介していきます。

無料で使えるツールもありますので、どこまで無料で使用できるのかも合わせておさえながら、この記事だけでガントチャートの作成ツールの選択ができるようになっています。ぜひ、お役立てください。

 

クラウド型 – ガントチャート作成・プロジェクト進行管理ツール

Zoho Projects(ゾーホー・プロジェクト)

インドに本社を持つZoho(ゾーホー)社が提供するWebで利用できるプロジェクト管理ツールがZoho Projectsです。

クラウドサービスはWebを使用するため、プロジェクトメンバーがいる場所にかかわらず情報を共有し、プロジェクトの遂行を効果的に管理できます。

Zoho Projectsでは、プロジェクトに必要なドキュメントの保存、共有、フォーラム機能が用意されているだけでなく、プロジェクトの完遂に必要な作業時間、実際に要した時間などを分析する機能も用意されています。

マイルストーン、タスクリスト、タスク、進捗度、依存関係などがすべて分かりやすく色分けされ、期限を過ぎたものは、目立つように赤で表示されます。

休日や週末の列も分かりやすく、進捗度、進行時間、開始日、終了日、担当者など、すべての情報を瞬時に把握でき点が特徴的でしょう。

また、Zoho Projectsの最大の特徴は直感的な操作性でしょう。

インターフェイスはまさに説明ガイドをみなくてもわかるようなデザインがされており、編集もドラッグ&ドロップ操作でかんたんに行えます。

さらに、ガントチャートから、タスクやマイルストーンを編集できるため、作成時だけでなく運用時にも便利なツールです。

タスク名にカーソルを合わせると、担当者、開始/終了日、進捗度、依存関係などの詳細情報が表示され、タスクの依存先や依存元の追加、タスクの編集、依存するタスク間のタイムラグの調整など、依存関係の編集全般をここで行えます。

ガントチャートの作成だけでなく、活動のレポートや工数管理もできるというメリットも大きいでしょう。

スマートフォンアプリも無料で利用できる点も魅力的であり、またCRMやReportsツールなどさまざまなZoho(ゾーホー)、外部アプリケーションとも柔軟に連携できるなど プロジェクト管理をしながらビジネスの成長を目指していきたいという企業にはぴったりのツールといえます。

これまでZoho ProjectsのサービスUIは英語のみでしたが、最近日本語に対応されたことによって、より使いやすくなりました。

Zoho Projectsはエクスプレス、プレミアム、エンタープライズという3つの有料プランのほか、無料でずっと利用し続けられる無料プランがあります。

無料プランからでもガントチャートを利用できますが、利用の上限は下記になります。

機能 無料プラン エクスプレス プレミアム エンタープライズ
ご利用料金 無料 ¥2,490/月 ¥4,990/月 ¥9,990/月
プロジェクト数(月契約) 1 20 50 無制限
プロジェクト数(年契約) 1 無制限 無制限 無制限
ストレージ容量 10MB 10GB 100GB 100GB
ユーザー数 5 無制限 無制限 無制限
ガントチャート

各有料プランについても15日間の無料お試しが可能ですので、まずは無料プランで使ってみてるといいでしょう。

*上記の画像は、Zoho Projects公式Webサイトが出展となります。

 

Jooto(ジョートー)

先にご紹介したZoho Projectsと同様に、ユーザーフレンドリーなインターフェースが特徴的なツールがこのJooto(ジョートー)でしょう。

もともとは、シンガポールを拠点とした2012年に設立された日本と海外を結ぶECビジネスを主軸としたスタートアップ企業が開発しました。

業務を遂行していく中で、言語の違いやリモートワークを推進していた同社では、チームメンバーとのコミュニケーションに非効率さが生まれてくるようになりました。

当時はこれを解決してくれそうなツールがあまり存在していなかったため、「もうそれなら自分達で作ろう!」と、日本語と英語で使えるタスク管理ツール「Jooto」を開発したそうです。

ドラッグ&ドロップでの操作性やスマートフォン対応、ガントチャートの作成やタスク管理などZoho Projectsとあまり差のないツールのように思えますが、クラウドサービスにあまり馴染みのない人にとってはZoho ProjectsよりもJootoの方が使いやすいでしょう。

なぜならZoho Projectsはユーザーフレンドリーに自由に動くということが前提となっているため、どれをどのように動かすのかという記載がありません。

使っていくと慣れていくのですが、それまでに抵抗があるという方は、JootoのUIの方がわかりやすいと感じることでしょう。

Jootoはスタートアップ、ベーシック、アドバンス、プロフェッショナルという4つの有料プランのほか、無料でずっと利用し続けられる無料プランがあります。

機能 無料 スタートアップ ベーシック アドバンス プロフェッショナル
ご利用料金 無料 ¥900 ¥1,780/月 ¥3,280/月 ¥7,980/月
ボード数 2 5 15 30 100
ストレージ容量 100MB 5GB 100GB 1TB 無制限
ユーザー数 2 5 15 30 100
ガントチャート × ×

 

ガントチャートの作成はベーシックプランからのみとなります。

1ヶ月間の無料お試し利用が可能ですので、まずは無料で使い勝手を確認し有料プランの無料お試しにトライしてみるといいでしょう。

*上記の画像は、Jooto公式Webサイトが出展となります。

 

みんなでガント.com

上記でご紹介したZoho ProjectsやJootoとは一変し、昔ながらのシステム感のあるUIが特徴的なツールがこのみんなでガント.comでしょう。

Flashを使用してガントチャートを作成するツールであるため、独特のUIは避けられないでしょう。

以下の画面の通り、EXCELで作成するガントチャートに近いものがあります。

とてもシンプルなツールですので、日頃からEXCELでガントチャートを作っていたという方やZoho ProjectsやJootoのUIにはなかなか馴染めないという方、ガントチャート初心者の方には、とてもわかりやすくおすすめです。

「ガントチャートを作成」ボタンをクリックしパスワードを入力、そこで発行された URL を、メンバー間で共有するだけ簡単に使えます。

このサービスもクラウドサービスですが、基本的な機能のほとんどを無料で使え、使い始める際にメールアドレスの登録も不要です。

料金プランは無料版と有償版の二つというとてもわかりやすい形態になっています。

有償版になると、複数のガントチャートを管理する管理画面やSSL認証、IP制限、閲覧専用URLの発行、更新通知機能、簡易SNS(メッセージ)機能、編集履歴の確認・復元などが可能になります。

*上記の画像は、みんなでガント.com公式Webサイトが出展となります。

 

Brabio!(ブラビオ!)

みんなでガント.comと同様に、こちらも初心者でも使いやすいプロジェクト管理ツールです。シンプルながらとても強力なツールであり、「ガントチャートならExcelの10倍のスピードで作れる!」というキャッチコピーをうたっていますが、実際にその通りで、素早く簡単に管理ができます。

「プロジェクト横断ビュー」を備えており、各タスクの進捗管理の共有や達成率の表示なども同一画面上で行えるためプロジェクトの進捗状況もすぐに把握できます。

作成したガントチャートをExcelファイル形式で一括出力できますので、すでにExcelを使っている場合や社外にExcel形式で渡したい場合にはとても便利です。

Brabio!(ブラビオ!)はエントリー、ミッドレンジ、エンタープライズという3つの有料プランのほか、無料でずっと利用し続けられる無料プランがあります。

無料プランについては、ユーザー数5人まで、ストレージ上限50MBでご利用いただけます。

有料プランについてはそれぞれのプランの中で、さらに複数のプランがあり、一見するとわかりづらいですが、ユーザー数に応じて料金が変動すると理解すればOKです。

例えば、プラン10は10ユーザーまで、プラン50は50ユーザーまで、プラン300は300ユーザーまでとなっています。

また、エンタープライズプランになるとカスタマイズが可能になり、営業担当が直接訪問しカスタマイズについて相談できるようになるようです。

ただここで行うカスタマイズについては上記でご紹介したZoho ProjectsやJootoで基本として可能なものであるため、このBrabioでエンタープライズプランを契約するよりは、柔軟な対応がデフォルトとして可能なクラウドサービスへ乗り換える方が得策でしょう。

*上記の画像は、Brabio!(ブラビオ!)公式Webサイトが出展となります。

 

ダウンロード型- ガントチャート作成・プロジェクト進行管理ツール

Microsoft Project(マイクロソフト・プロジェクト)

世界中でもっとも多く使われているプロジェクト管理ツールがこのMicrosoft Projectでしょう。

インターフェースも比較的わかりやすく、進捗とリソースの管理をカバーし、シュミレーション機能によってプロジェクトの遅延も自動で調整します。

また、複数の多岐にわたるプロジェクトから投資優先度を自動で判定しグラフ化するなど、便利な機能が十分に備わっています。

また、大企業ならではの活用に関するセミナーも定期的に開催されている点もメリットでしょう。

テンプレートも豊富に用意されているため、はじめて使い始める方でも十分に安心して利用できるツールです。

一方で、高額なツールであることが難点です。

オンプレミスのソリューションとして、「Project Standard」と「Project Professional」の2つのプランで提供されており、それぞれ¥85,104、¥142,344となっています。

コラボレーションツールやその他の高度な機能は必要ない場合にはProject Standardを、プロジェクトとポートフォリオの管理ができる総合的ソリューションがProject Professionalです。

ライセンスを購入したら、デスクトップアプリケーションとしてインストールします。

1ライセンスあたり、ユーザー1名、パソコン端末1台にインストールが可能です。

また、このMicrosoft Projectはインストールタイプのツールとしてご紹介しましたが、クラウドサービスとしても提供されています。

端末での買い切りツールとは異なり、クラウドサービスは月額での利用となりますが、ユーザーあたり月額¥760からと手が届き安くなっています。

しかし、月額¥760のプランでは、チームメンバー同士の作業をコラボレーションさせるための機能のみに限定されており、プロジェクト管理をする場合には、¥3,260のProject Online Professionalまたは、¥5,980のProject Online Premiumになりますので、確実に利用し続けることが確定している場合は、オンプレミスタイプを購入した方が低コストに抑えられるでしょう。

*上記の画像は、Microfoft Project公式Webサイトが出展となります。

 

OpenProj(オープンプロJ)

Microsoft(マイクロソフト)社が販売する有料のプロジェクト管理ツール「Microsoft Project」の互換ソフトがこのOpenProjが、Microsoft Projectとは違って、完全に無料で利用できます。

MicrosoftのExcelやWordについてもこのOpenツールが提供されていますが、これも同様にMicrosoft Projectと非常に近い機能性とインターフェースを持ちながら、無料版として少し機能性を下げたものです。

また、デスクトップアプリケーションであるため、Webからアクセスすることなくプロジェクト管理が行えますし、もちろんガントチャートも作成できます。

使い方についてはTeach me(ティーチミー)という画面キャプチャーと共にわかりやすく操作方法を作成するサービスで紹介されていますので、こちらを参考にすると良いでしょう。

*上記の画像は、sourceforgeサイトが出展となります。

 

gantter(ガンター)

こちらもスケジュール管理がとても簡単に行える無料ガントチャートツールであり、ブラウザにインストールするタイプのツールです。

FirefoxやGoogleChromeにインストールするだけで気軽に利用でき、書式を埋めるように入力していけば、初心者でもすぐにガントチャートが作成でき、効率よくプロジェクト管理ができます。

しかし、こちらは海外のガントチャート作成ツールになるため、日本語に対応していません。

シンプルな入力インターフェースで簡単にガントチャートを作成できるとても便利なツールですが、英語があまり得意でない方には難しいツールかもしれません。

しかし、英語に対して特に抵抗のない方にとってはおすすめのツールです。

ユーザーあたり月額5ドルという低価格で利用でき、また30日間の無料トライアルも提供されています。

Ganter Cloud、Ganter for google drive、Gunter for G suiteという3種類が提供されており、利用できる機能が微妙に異なりますが、全て月額5ドルで利用できます。

詳しい違いについてはこちらをご確認ください。

*上記の画像は、gantter.comサイトが出展となります。

 

Redmine(レッドマイン)

Redmineは、RubyフレームワークRuby on Railsで書かれたプロジェクト管理ソフトウェアであり、最新バージョンは3.4.5(2018年5月現在)となっています。

Webベースでプロジェクト管理ができるオープンソースのプロジェクト管理ツールになりますが、とても高性能であり、また自社に合わせてカスタマイズができるという点でも評価され、さまざまなシステム開発の現場でよく利用されているツールです。

このRedmineは、ガントチャートだけでなく、プロジェクトに関連するマニュアルやナレッジをストック・共有できるWikiの機能、ロードマップなど、プロジェクトの進行をより円滑なものとする豊富な機能を備えています。

また、タスクを「チケット」という単位で管理し、それぞれの進捗を視覚的に把握しながらプロジェクトを進行させることが可能です。

MySQL、PostgreSQL、SQLiteといったデータベースで使用できるオープンソースソフトウェアであり、タスクの管理、進捗の管理、情報の共有が行え、ソフトウェア開発やWebサイト制作などITプロジェクトでの利用に最も適してはいますが、それ以外の業務でも幅広く活用されています。

BTS機能+プロジェクト管理機能がありwikiやsvnとの連携もあり、またガントチャートを作成できることからTrac の代替として利用できます。

このツールはオープンソースであるため、入手すること自体は無料になります。

しかし、自社でサーバーを立てRedmineをインストールし、設定をする必要があります。

このRedmineは元々、システム開発者向けのツールであったこともあり、導入のハードルが高いという難点もありますが、この点から導入が難しいとされる企業向けに、My Redmineというホスティング型のサービスも提供されています。

My Readmineで提供されるサービス・ツールは、ISO/IEC 27001(登録範囲: SaaS提供に関わる企画・開発および運用)に対応しており、さらに官公庁にも対応するガバメントプランが用意されているなど、その信頼性は十分でしょう。

*上記の画像は、My Readmine(マイ・レッドマイン)公式Webサイトが出展となります。

 

最後に

クラウドサービス、インストールタイプと2種類に分けてご紹介してきましたが、その機能性とコストパフォーマンスの高さ、またパソコン故障によるデータ破損といったリスク回避としてはクラウドサービスの方がおすすめといえるでしょう。

その証拠に、これまでインストールタイプが主要であったサービスもクラウドサービスの提供を開始するなど、トレンドの変化に合わせて進歩しています。

しかし、日本の商習慣として、クラウドへデータを保存することをセキュリティ対策として良しとしない企業も少なからず存在します。

例えば、パソコン端末を会社から持ち出すことを禁止している企業にとっては、自宅や外出先からログイン情報をもとにデータにアクセスできることは規則に違反することになりますね。

そうしたセキュリティ対策について厳しい基準を設けている企業においては、サービスの選定にあたりデータセンターの所在やセキュリティ対策の準拠について調べた上でサービスを選定することも企業の成長には必要なプロセスと言えるでしょう。

<参考リンク>
マーケティングを学ぶことで変わる未来-フィリップ・コトラー提唱の考え方-

成果を測る方程式!KGI/KPIを定めた戦略的ビジネス設計

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