起業にはアイデアが必要と分かっていてもアイデアが浮かばずに困る人もいますよね。今回は、起業とアイデアの関連性についてお伝えしていきましょう。
自分の得意ジャンルについて
自分の得意ジャンルは、強みとして使えるものになります。どのようなジャンルに自分が詳しいのか、そして精通をしているのかを考えてみましょう。
今までに仕事をしてきたジャンルであれば、ノウハウについても理解をしている可能性が高いですよね。得意ジャンルについて、いくつかのものを浮かべてここから更に絞るようにしていきましょう。その上で、自分が望んでいる起業はこういうものだと気が付くケースは多いのです。得意ジャンルやよく知っている分野を考えることからまずは始めてみましょう。
以前からしてみたかったこと
小さな頃から憧れていたことや、ずっと夢に見ていたことなどについて考えてみましょう。もしかしたら、ここに起業のヒントが隠れているかもしれません。
「これについては事業にはならない」と決めつけてしまわずアイデアとして大切にするのが必要です。子供の頃に「大人になったらこれになりたい」「こういう仕事をしてみたい」と思っていたのなら、その夢を叶えるチャンスが来たと言えるでしょう。
以前からしてみたかった内容であれば起業の準備を進めていく時に、とてもポジティブに行動をしていけるようになるはずです。
ビジネスにできるかを考える
自分の趣味としている内容がビジネスになるかどうか、それを考えるようにしてみましょう。趣味としては上手で問題なく楽しめているものであってもこれがビジネスになるのかを考える必要があるのです。
たとえば料理が上手な人がこれをビジネスにできるのかを考えた時に、調理師免許が必要で店舗を用意しなければならないケースも。料理に関連するといっても様々なビジネスの方法があり、料理とビジネスが本当に結びつくのかを考えるのが大切ですね。
組み合わせるのもアイデア
ひとつのジャンルについてのビジネスではなく、いくつかのジャンルを組みあわせるのもひとつのアイデアです。自分にしか思いつかないようなビジネスを考えつくこともあるでしょう。得意なジャンルがいくつかあるのであれば組み合わせられないのかを考えてみると、案外うまく結びつく可能性もあるのです。
得意ジャンルのどちらかを選ぶか、それとも組み合わせるのが可能なのかを考えてみましょう。こうしているうちにまた、違うアイデアが浮かんでくる時もあるのです。ひとつの角度から見るのではなく、様々な角度から見るようにすると起業についてのアイデアが浮かびやすくなるでしょう。
アイデアを出すには
現在のサービスについて「もっとこうしたらいいのでは」と思う面があるかもしれません。そして、これが起業のきっかけになるケースもあるのです。これもアイデアのひとつになりますよね。現在は様々なサービスが世の中にあり、不便だと感じる時もあるはずです。
「このように改善すれば、ユーザーにもっと喜ばれるものになる」ものを見つけ出すのもアイデアになるでしょう。
まとめ
起業はアイデア次第で成功する場合もあれば、失敗になるケースもあるでしょう。アイデアを出したら、スマホのメモ帳機能などに入力して残しておくといいですね。
たまたま浮かんだアイデアが起業に結びつく場合もあり、アイデア力がないと諦めずに様々な場面で興味が持てるものを見つけられるはずです。それに対してビジネスとして、動かしていけるかどうかをじっくり考えましょう。
<参考リンク>
・お店が「ロッカー」「クローク」に早変わり!?日常から生まれるビジネスアイデア
・趣味を活かして、起業したらうまくいく!フリーランスになるには?
・TP Interview 005:株式会社家’s 代表取締役社長 伊藤昌徳(前編)~脱サラ後、手探りで地方起業に走り出し、地方創生のビジネスモデルを確立した経緯に迫る~