「転職したいけれど、失敗するのが怖い」
「転職をして、いまより待遇が悪くなったらどうしよう」
転職に対する恐怖感は、転職後に仕事についていけるかどうかなどの不安感から起こることが多いです。
でも、大丈夫です。
私はこれまで約10年間人事の実務を経験し、転職する人を送り出す立場と受け入れる立場を経験してきました。
今回は、転職が怖い理由と、その対処法について解説させていただきます。
なぜ転職が怖いのか。
転職が怖い一番の理由は、転職後の人間関係などが分からないことから起こります。
仮に条件の良い職場に入社できたからといっても、そこで待っている人間関係や、仕事についていけるかは自分次第となります。
特に人間関係に対する恐怖感は、誰しもが持っているものです。
対処法としては、転職先で何があってもしっかりとやっていけるだけの仕事の実力を現職にいるうちに身に着けることです。
面接に落ちたからといって、あなたの能力が低いわけではない。
転職活動が怖い理由としては、面接に落ちてしまうと自己否定された気分になってしまうことです。
日本企業では面接は会社に人柄がマッチしているかどうかで判断されている部分が多く、実力があっても落ちることがあります。
転職で面接に落とされても能力が低いわけではありません。
気を落とすことなく、面接を受けていく必要があります。
中途採用者の基本は即戦力という点にある。
中途採用者に求められるのは職場ですぐに働けるという即戦力になっていけるかどうかという部分です。
職務経験者がどうしても有利になりがちです。
仮に職種の経験がある場合は、堂々と面接に挑むことができます。
未経験の場合は、これまでの経験の中から、活かせるスキルをアピールする必要性があります。
転職は失敗することを恐れると、踏み切れない
転職は失敗を恐れると、なかなか踏み切れません。
理由としては、いままで慣れ親しんできた職場を捨てる勇気が必要になるためです。
転職に失敗すると不安になるよりも、次の職場でやりたい仕事ができるかどうか、少しでも自分の望む条件の仕事につけるかどうかなどを考えれば、健全に前に進むことができます。
失敗を恐れず、自分の本当にやりたい仕事を探すようにしてみて下さい。
本当にやりたいことのために、いま現在所属する会社を捨てることができるのか
本当にやりたい仕事があるとして、現在、無事に勤められている会社を捨てることが可能かどうかも考える必要があります。
理由としては、慣れ親しんだ職場を捨てることは非常に大変なためです。
人間関係の変化や、仕事の進め方などは、会社によって大きく異なる部分があるため、転職先で、仕事に馴染めるかどうかなどは非常に重要な要素となってきます。
転職後に以前の職場の良かったことばかり目に付くということも起こりがちなため、しっかりと対策するようにしてきましょう。
覚悟を決めれば、新しいキャリアを切り拓くことができる。
覚悟を決めれば、新しいキャリアを切り拓くことができます。
理由としては、いまいる職場を捨てて、もう後悔しないという覚悟があれば、転職先でくじけずにやっていくことが可能なためです。
悪い想像ばかりをすることではなく、良い想像をして、自分により合った職場で働くことを目標に転職を進めるようにしてみて下さい。
新しいキャリアを切り拓くと決めれば、あとは前に進んでいくのみです。
前の職場の方が良かったかも、と転職後になってしまうことを想像するのではなく、自分の力で新しい職場で新しいキャリアを築くという意識を忘れないようにしてください。
<参考リンク>