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2017.11.29

管理職の次のステップとは?ミドル世代以上管理職のキャリアを考える

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「定年時代の終幕。世界に広がる「一生働く時代」そこから見る現実と希望」でご紹介したとおり、定年退職を迎える、いわゆるシニア世代も働き続ける時代の中、企業においてもベテラン管理職世代を求めるニーズが一層増しています。

ベテラン管理職は一般社員とは違い効率的に仕事を回すことや人材の育成、チームでの活動を導くことなど会社の利益に総合的につながる活動ができます。

また、管理職として経験・キャリアを重ねてきており、定年後も仕事を続けたいと思っている人も増加しており、今後のキャリアプランをどこかで一度考える必要があるといえるでしょう。

今回は、企業が求めるベテラン管理職の能力を整理し、実際のキャリアアップ例を見た上で、ご自身のキャリアアッププランを立てていきます。

 

求められるベテラン管理職の能力とは

まず、現在多くの企業が置かれている状況は一言で表現すると「深刻な人材不足」となっています。

即戦力となる人員の確保は非常に困難を極め、優秀な人材のほとんどは一流大手企業へ流れてしまうか、独立するかのどちらかとなり、募集をかけても必要とする能力を十分に備えた人員を確保することはほとんど困難な状況です。

これに危機感を覚える中堅企業は新卒などの経験がまだ浅い人材を育成する方向に向かっています。

しかし、3年以内に離職してしまう傾向が強く、企業はさまざまな働き方改革や社会貢献などに取り組みより良い会社づくりを目指しながら離職率の低下と少しでも優秀な人材を確保することに取り組んでいます。

こうした状況下の中で企業は、

・未熟な人材を企業が求める能力を備えた人材へと育成できる管理職

・企業を成長へと導くリーダーシップを発揮できる管理職・エージェント

に対するニーズが非常に高くなっており、その傾向は今後も増していくものと予想されます。

こうした管理職がいるかいないかで企業の将来が大きく左右されますので、定年退職という制度により豊富な経験をもつベテラン管理職を失うことは企業にとって辛いものとなります。

 

実践編 事例から学ぶシニア世代のベテラン管理職のキャリアアップ

先の内容からわかる通り、企業はさまざまなシニア世代のベテラン管理職を活かせる施策を実施しており、さらにキャリアアップに挑戦する方々も現れてきています。

キャリアアップ例01 :相談役や役員として、これまで従事してきた企業に引き続き貢献する

会社が定年制度を設けていても、ベテランの管理職を抜けた穴を考えると企業もそのオファーに喜んで応じるケースが多いことを活かし、得意とする分野においてさまざまな企業の相談役として契約をされるコンサルタントの方や専属として管理職世代の育成に取り組む方は多くいらっしゃいます。

フルタイムとして勤務するのではなく、週2日など曜日を決めて出社される方や中にはITサービスを利用しテレビ電話会議で対応するなどさまざまな業務スタイルを選択できることも特徴的です。

多くの企業の相談役として従事されるケースでは、様々なケースでナレッジを蓄積し、多角的な視野でのアドバイスにより着実にキャリアを伸ばしている方が多い傾向にあります。

キャリアアップ例02 :エバンジェリストとして第一線に立つ

エバンジェリトとは、IT業界で最近注目されている新しい職種で、高度化・複雑化が進むIT環境のトレンドや最新テクノロジーをユーザーに向けて分かりやすく解説し、啓蒙を図るのが主な任務です。(参照:日本最大のHRネットワーク 日本の人事部

企業の顔役としてセミナー講師を担当したり、社内の次の世代育成や仕組み化などに取り組む方が多く昨今注目されています。

キャリアアップ例03: 起業する

これまで築いてきた経験と人脈を活かし、シニア世代から企業するという方は、法人として立ち上げることの税金メリットなども関連し今では増えてきています。

時間や働き方の制約にとらわれず、さまざまな選択を自分で決定できる起業という選択はシニア世代にあったものといえるでしょう。

 

最後に

今回の内容からご理解いただけるとおり、ベテラン管理職が定年という制度によって退職をしてしまうことは勿体ないことといえるでしょう。

経験はどれほど努力しても一朝一夕で身につけられるものではありません。

それに対する需要は常に高く、経験を重ねれば重ねるほどご自身の価値は高まっていきます。

シニア世代にとってフルタイムで勤務し続けることが体力的に厳しいということもあるかと思いますが、そうした中でもペースを落としつつ確実に社会に貢献できる環境がどんどんと整ってきていますので、今後の人生についてもぜひ活躍を続けられる前向きな方向でご検討いただければと思います。

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