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2019.03.31

起業1年目に黒字化するための行動

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1年目は赤字の起業家が多い

大きな売上と収入を得ること、自分だけの事業で生きていくことを夢見て人々は起業家となっていきます。

近年ではインターネット上に起業に関する情報や、サポートのためのサービスも多く、誰でも起業できる環境が整っています。成功者の体験談も目にしやすいため、大きな夢を抱えて自分だけのビジネスを立ち上げる人が跡を絶ちません。

しかしいきなり年商何千万、年収1,000万超えなんていう人は一握りだけ。多くの起業家はサラリーマン時代の給料よりも小さな収入から始まり、1年目は赤字、ようやく3年目に黒字なんていう人も珍しくありません。

成功者が派手に喧伝する姿をみて起業する人には、共通して失敗しやすいポイントがあります。反対にいえば、そのポイントを回避していけば、起業に成功する可能性が高くなるといえます。

失敗しない起業のために回避しなければいけないポイントとは何でしょうか。

 

陥りがちな失敗

派手な成功者の姿を見て、あのようになりたいと思うことは悪いことではありません。しかしその姿を真似して、形から入ってしまうことは必ずしもよいことではありません。

派手で賃料の高い事務所を借りる、高給な仕事道具で揃えるために貴重な初期資金を使ってしまうのは、必要な時に必要な資金がないという状態に陥る原因です。

また、自身が立ち上げたサービスの質を十分に精査しないまま、広告宣伝費をかけてしまうこともありがちな失敗です。広告を出して人を集めたものの、十分な品質でないサービスのため顧客の満足度が低く、ザルに水を注ぐかのように人が去っていくことはよくあります。

さらに、幸運にも初期に有力な顧客を捕まえたのをきっかけに、以降の営業活動を止めてしまうのは大きな失策です。その顧客だけで十分売上が立つ、収入が得られるとなっても、ある日その顧客がはなれてしまえば売上はゼロになってしまいます。

これらの問題を回避するためには、何に注意をすればよいのでしょうか。

 

黒字化するための鉄則とは

第一に「無駄遣いをしない」ということです。当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、これが出来ない起業家は多く、廃業や長期間の低迷といった憂き目にあっています。

1万円の出費を押さえれば、利益率50%の商売ならば2万円売り上げたのと同じです。売上だけでなく、利益で考える癖をつけることが、手元に大きくお金を残す秘訣といえます。

これには感覚を養っていく必要があるため、経費面の見直しだけではなく、個人の出費から厳しく扱っていくのがよいでしょう。

コンビニは使わずに安い量販店を利用する。経費にできるからといって無駄なものを買わず必要なものだけ購入する。使わないディスクリプション型のサービスはすぐに解約する。この程度のことから始めても十分です。大切なのはコスト意識を育てることです。

第二に、コスト意識にも関係しますが、サービスを宣伝することを目的としないことです。いいこと考えた、新しいサービス作った、だからみんなに知ってほしい。気持ちはよくわかりますが、本当にそれがいいことなのか、いいサービスなのかを確かめる期間は持ちましょう。

一度サービスに触れて、その使い勝手が悪いと感じた人はただ離れるだけでなく、そのサービスのアンチになりやすいのです。一定の品質にないものに多くの人を触れさせてしまうと、お金を使ってアンチを増やすことになってしまいます。

大切なことは人を集めることではなく、人に喜んでもらうことだということを意識しましょう。

第三にリスクの分散化です。一人の太客を捕まえて安心していては、その客が離れた途端にサービスの運営が危機に陥ります。小さな金額しか使わないとしても、利用者は継続的に増やしていき、太客がいなくなっても維持できるだけの収益を得られる状態を作りましょう。

これは起業したてに必要というだけでなく、事業を続けていく間は常に考え続ける必要があります。1つのサービスが終わっても他のサービスで収益を維持するといった、リスクを分散して事業に致命的なダメージを負わないように注意しつづけていくことこそ、息の長い起業家になるために大切な考え方です。

フリーランスと呼ばれる個人事業主や、スモールビジネスの起業家は年々その数を増やしています。その反面、長く続けられずに廃業するケースも多くあるでしょう。長く事業を継続し、成長し続けるためにも、心構えはしっかりと持っておきたいものです。

 

<参考リンク>

起業の成功確率と失敗しないビジネス

起業がうまくいかない人の特徴を知っておこう

TP Interview 005:株式会社家’s 代表取締役社長 伊藤昌徳(前編)

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